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2007年3月29日 (木)

ペップラリーと愉快な仲間たち8

大学卒業後、銀行に就職しそして無我夢中でがんばったことに対するボーナスは夢にまで見た海外研修でした。それもどういうわけかイタリア!当然行ったことも言葉を勉強したこともありませんでした。まず支店業務から離れて東京のイタリア語学校に3ヶ月通い、そこから単身、今でこそ有名になったペルージャ目指して旅立ちました。当時、ヨーロッパに行くのには給油するためアンカレッジ経由という恐ろしいくらいの遠回りをしなければなりませんでした。結局27時間という時間をかけてミラノに着きます。ミラノ支店に挨拶をし、そこから6時間電車に乗ってペルージャにようやく到着しました。ペルージャ外国人大学に入学する為です。しかし住むところも決まっていないし、学校への入学手続きさえもまだです。生活に関することはすべて現地に入ってから取り掛からなくてはならない状況でした。まず学校へ行ってみようと道を聞きながらとぼとぼ、きょろきょろ歩いていると一人の日本人らしき人が歩いています。ん?どこかで見たことがあります。向こうも私を見ています。あっ!お互いに声をあげました。なんとその人は高校のサッカー部の先輩だったのです。やはり別の銀行から研修に来ていたらしく、梅田で誰かと出会うのとは比べ物にならないくらい、本当に偶然でした。とりあえず今からサッカーをするので一緒に来いと言われたのですが、家も学校の手続きもこれからだと言うと、住む所を紹介してくれて学校の手続きも翌日でいいことがわかり万事休す。言われるままふらふらになりながらサッカーに興じました。

今なら時効だと思うのですが学校の授業はほとんど行っていません。試験と遠足以外は北はミラノから南はナポリ、カプリ島に至るまでイタリア全土を旅行していました。そのほうが確実に言葉は身につきます。美術館、博物館見るものすべてが、歴史や美術の教科書で見たことのあるものばかりで、食べ物にしてもまずいものを食べた覚えがありません。人々は明るく親切でとてもいい国です。そんな学生生活を約8ヶ月ぐらい満喫し、そろそろ帰国に向けて準備を始めていたとき、さらに驚いたことに異例の辞令が出ます。スイスの銀行にトレイニー(研修生)として勤務せよというものでした。当時買収した銀行がスイスにあったのでそこへの出向でした。ルガノというミラノから国境を越えて20分ぐらいのところにある金融都市が次なる勤務地でした。イタリアと隣りあわせという事もあって言葉はイタリア語でOKでした。ここではポートフォリオマネージメントという当時日本の銀行にはない業務についての研修でした。ここで約半年間の任務を終え帰国しました。

日本はバブル全盛期。地価が跳ね上がり本当の価値を超越した虚構にお金が動くそんな時代、大阪梅田に着任しました。梅田界隈も茶屋町開発で色めきたっていました。他の銀行との熾烈な争い。さらに支店間でさえも。目標、ノルマ、達成。そんな日々の繰り返しでした。イタリア行きのボーナスをもらった恩返しをと一生懸命がんばる傍ら、それが虚構に向かっての仕事だという違和感をも感じ始めていました。そして銀行の業務を通じていろんな業種のいろんな会社の人たちと出会うことができたのですが、しかしそれは悲しいかな銀行という看板を背負ってのふれあいでしかなかったのです。本当におおらかで人を人としてふれあうことができたイタリア。自分の求めているものはこんな虚構に向かって吼え続けることでも、周りの人間を踏み台にしてのし上がることでもなっかたはずです。自分の看板でたくさんの人たちに出会い、たくさんの人たちとふれあいたい、そう思い銀行を辞めました。しばらくは自分を見つめなおす意味でもいろんなことを吸収する時間を作りましたが、やはりずっと思い描いていたことを実現したいという強い思いと、またその思いに賛同してくださったいろんな人たちの手助けも合って1995年5月ペップラリーを豊中市待兼山に設立しました。

Old_1 このようにいろんなことがあって今のペップラリーにたどり着きました。だから”古着屋を、雑貨屋をやってみたい”と思い、その気持ちが今本気であれば、”やってみたら!”なのです。飛び込んで見るべきです。そしてこの私が経験してきたことが少しでも役に立つのであれば喜んで協力させてもらいます!銀行に行っていたこともやめたことも後悔したことはありません。むしろ銀行に行っていてよかったことが3つあります。一つは礼儀、作法にはじまって一般常識全般を身に付けれたこと。二つ目はイタリアに行けた事。(最近自分のイタリア語のブラシアップもかねて近所の子供たちにイタリア語を教えています!)そして三つ目。自分の人生にとって一番大きな出来事です。それは妻と出会えたことです。

To be continued.

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